Firefox には、弱視、全盲またはマウスやキーボードの使用に制限のある方を含むすべての人のために、ブラウザーとウェブコンテンツを利用可能にする多くの機能が含まれます。

キーボードを使用する

一般的なキーボードショートカットの一覧は Firefox のキーボードショートカット の記事をご覧ください。

キーボードを使用してページ中の移動にカーソルキーを使用する

Firefox のメニュー から オプション設定環境設定設定 を開き、一般 パネルの ブラウズ セクションに ページ中の移動にカーソルキーを使用する 設定があります。これは、ウェブコンテンツ中を読み込み専用エディターのように移動できるようになり、キーボードでウェブコンテンツを選択してクリップボードへコピーできます。

この機能のオンとオフを切り替えるには F7 キーを押してください。F7 キーを押すと、この機能を本当に有効にするかどうか尋ねられます。 このダイアログを表示しないようにするには、今後このダイアログを表示しない にチェックを入れてください。

キー入力時に検索を開始する

Firefox のオプション設定環境設定設定 の 一般 パネルの ブラウズ セクションの キー入力時に検索を開始する 設定で、ウェブページ内のテキストまたはハイパーリンクへすばやく移動できます。この機能には 2 つの方式があります。現在のページ内のすべてのテキストを検索するには / キーに続けて検索文字列を入力します。 ハイパーリンクのみを検索するには ' キーに続けて入力します。 入力した文字列が一致すると、テキストやハイパーリンクが強調表示されます。

以下はこの機能を制御するキーボードショートカットです:

• 検索内容を制限するには、さらに文字を入力してください。 次に一致するハイパーリンクまたはテキストが強調表示されるか、見つからない場合は注意されます。
• 次に現れる検索文字列を見つけるには CtrlCmd+G キーまたは F3 キーを押します。
• 前に現れる検索文字列を見つけるには CtrlCmd+Shift+G キーまたは Shift+F3 キーを押します。
• 最後に入力した文字を戻すには Backspace キーを押します。 以前に一致したテキストが強調表示されます。
• 検索を取り消すには Esc キーを押します。フォーカスの変更、または時間切れまで待つことによって検索を取り消すこともできます。

この設定にチェックを入れると、いつでも、キー入力時に自動的に現在のページ上の検索を開始できます。 自動的に検索を開始すると、既定デフォルトではページ内のすべてのテキストが対象になりますが、' キーまたは / キーを押すと明示的にどちらかの方式で検索を開始できます。

この機能は、ボタンやテキストボックスなど、フォームコントロールの取得にも利用できます。 フォームコントロールのすぐ前のテキストを検索し、Tab キーを押してください。 テキストを強調表示した後 Tab キーを押すことによって自動的に検索を終了し、フォーカスを次のフォームフィールドやボタンに移動します。

HTML で指定されたアクセスキー

ウェブページによっては、ページ内の異なる要素にキーボードショートカットが割り当てられています。それらの要素へ直接カーソルを移動するには、Shift+AltCtrl + option+アクセスキー を押します。

マウスショートカット

一般的なマウスショートカットの一覧は マウスショートカット の記事をご覧ください。

ズーム、フォント、配色カラー

ページズーム

次のキーボードショートカットで、画像を含むページのズームイン、ズームアウトができます:

• ウェブページを 1 サイズ大きく表示するには、CtrlCmd++ キーを押してください。
• ウェブページを 1 サイズ小さく表示するには、CtrlCmd+− キーを押してください。
• ウェブページを元のサイズで表示するには、CtrlCmd+0 (ゼロ) キーを押してください。

ウェブページの表示をズームする他の方法は、ページを拡大表示するには の記事をご覧ください。

テキストズーム

テキストズーム 機能を使用して、文字のサイズのみを変更することができます:

1. Alt キーを押して一時的に従来の Firefox メニューを表示します。Firefox ウィンドウ上部メニューバー上の 表示 メニューをクリックし、ズーム を選択します。
2. 文字サイズだけ変更 を選択してチェックを入れてください。画像などを除き、テキストのみにズームを適用できます。

以下は文字サイズを制御するキーボードショートカットです:

• 文字サイズを大きくするには CtrlCmd++ キーを押します。
• 文字サイズを小さくするには CtrlCmd+− キーを押します。
• 文字サイズをウェブページの既定のデフォルト サイズに戻すには CtrlCmd+0 (ゼロ) キーを押します。

ただし、ウェブページによっては、文字サイズを変更すると正しく表示できない場合があるので注意してください。

ウェブページの表示をズームする他の方法は、ページを拡大表示するには の記事をご覧ください。

フォントや配色カラー を設定する

優先するフォントスタイルと配色カラー を変更する詳しい手順は、ウェブサイトで使用されるフォントと配色を変更する の記事をご覧ください。

最小フォントサイズを設定する

快適に読むにはテキストが小さすぎるウェブサイトがあります。そのようなページを読みやすくするために、最小フォントサイズを設定できます。ウェブページ上で、このサイズよりテキストの表示を小さくしようとすると、Firefox は、設定で選択されたサイズに拡大します。

最小フォントサイズを設定するには、Firefox メニュー を開き、オプション設定環境設定設定 を選択します。一般 パネルで、言語と外観 まで移動して フォントと配色カラー フォント セクション内の 詳細設定... ボタンをクリックします。ドロップダウンメニューから最小フォントサイズを指定してください。

ただし、ウェブページによっては、あなたの選んだ最小フォントサイズで正しく表示できないので注意してください。

最優先のページフォント

テキストを読みづらいフォントで表示する一部のウェブサイトを除き、通常のサイトのテキストはブラウザーの既定のデフォルト フォントに依存します。既定のデフォルト フォントを設定するには:

1. 画面上部のメニューバーで Firefox をクリックし、環境設定 を選択します。メニューボタン をクリックし、設定 を選択します。
2. 一般 パネルで、言語と外観 までスクロールします。
3. フォントと配色カラー フォント セクションで既定のデフォルト フォントとサイズを選択します。

詳細設定... ボタンをクリックすると、明朝体 (Serif)、ゴシック体 (Sans-serif)、等幅 (Monospace) など、異なるスタイルのための既定のデフォルト フォントを指定できます。 しかしながら、独自のフォントを指定している多くのウェブページには効果がありません。 そのようなページのフォント指定よりも優先するには、ウェブページが指定したフォントを優先する のチェックを外してください。

ただし、ウェブページによっては、あなたの選んだ既定のデフォルト フォントで正しく表示できないので注意してください。

最優先のページ配色カラー

一部のウェブサイトはテキストと背景を読みにくい色で表示しますが、他のサイトはブラウザーの既定のデフォルト 色カラー に依存します。 既定のデフォルト 色カラー を設定するには:

1. 画面上部のメニューバーで Firefox をクリックし、環境設定 を選択します。メニューボタン をクリックし、設定 を選択します。
2. 一般 パネルで、言語と外観 までスクロールします。
3. フォントと配色カラー 配色カラー セクション内の 配色カラー 設定配色カラー の管理... ボタンをクリックします。

既定のデフォルト テキストと背景の色に加え、訪問済リンクと未訪問リンクの色を設定できます。

しかしながら、独自の配色カラー を指定している多くのウェブページには効果がありません。 そのようなページの配色カラー 指定よりも優先するには、ドロップダウンメニューから ウェブページが指定した配色カラー を選択した配色カラー で上書きする を 常に上書き に設定します。

コントラストが高いテーマを使用する

Windows でハイコントラストなテーマを使用すると、自動的に検出され、すべてのものがコントラストの高い配色カラー で表示されます。 この設定はブラウザーとウェブページに関する他のすべての設定に優先し、Firefox のインタフェース (すべてのメニュー、ウィンドウウインドウ 、ダイアログボックス) 自身とあなたの訪れるウェブページの内容に影響します。

ウェブコンテンツを制御する

ポップアップウィンドウウインドウ をブロックする

ポップアップウィンドウウインドウ のブロックについての詳しい情報は ポップアップブロックの設定とトラブルシューティング の記事をご覧ください。

JavaScript の動作を制限する

JavaScript は、人々の好まない動作に使用されることがあります。より良い制御のため、プライバシー関連の拡張機能 をインストールしてください。詳しい情報は、JavaScript 設定と対話的なウェブページの設定 の記事をご覧ください。

支援技術との互換性

スクリーンリーダー

スクリーンリーダーは、画面上に表示されているものを認識したり解釈したりするためのアプリケーションソフトウェアです (より正確に言うと、ビデオモニターが接続されているかどうかに関わらず、画面上に何があるかを標準出力に送信します)。このソフトウェアによる解釈は、text-to-speech やサウンドアイコン、点字出力端末でユーザに提供されます。スクリーンリーダは、視覚障害のある人や学習障害のある人のために役立てられる支援技術 (AT: Assistive Technology) の一つです。これは、画面拡大鏡など、他の支援技術と組み合わせて使用されることがあります。上記は、Creative Commons - Attribution-ShareAlike 3.0 ライセンスのもとにおける Wikipedia からの出典です。

以下は、一般的に使用される スクリーンリーダソフトウェアの一覧 とリンクです:

アクセシビリティ機能を利用するための役立つリンク

• Access Firefox のウェブサイト には、数多くの役立つリンクがあります。

• Mozilla のアクセシビリティについて詳しく知るには、MDN の Mozilla Accessibility の記事をご覧ください。