スレッド化は、Thunderbird でメッセージリストを表示する便利な方法です。Thunderbird では、日付順にメッセージを一覧表示するだけでなく、会話ごとにツリー状の構造でメッセージをグループ化できます。これはバージョン 102 以降の既定のデフォルト 表示方法です。

スレッド化とは何ですか？

スレッド化は、メールの会話を階層的にまとめます。これは、多くの人が会話のさまざまなメッセージに返信するメーリングリスト上の会話を整理する場合に特に便利です。また、大量の他のメッセージ内で会話の個々のメッセージを見失うことを回避し、会話全体を削除したり無視するなどのまとまったアクションを実行できます。

フォルダーでスレッド化を有効にする

スレッド化は、Thunderbird のすべてのフォルダーに対して既定デフォルト で有効になっています。そうでない場合は、現在のフォルダーで簡単に有効にすることができます。

1. メニューボタン ≡ をクリックし、表示 メニューを選択します (または Alt キーを押して従来のメニューバーを表示し、表示 メニューを開きます)。メニューバー上の 表示 メニューをクリックします。Thunderbird ウィンドウ上部の 表示 メニューをクリックします。
2. 並べ替え順序 サブメニューから、スレッド を選択します。

メッセージがツリー構造にまとめられ、件名の横にある > または v の矢印を使用してスレッドを展開または折りたたむことができます。

フォルダーでスレッド化を無効にする

スレッドビューが合わない場合は、上記の手順に従って 並べ替え順序 メニューで 非スレッド を選択することで無効にできます。

他のフォルダーにスレッド化を適用する

バージョン 102.2.1 以降では、メッセージリストの列選択を使用して、現在のスレッドビュー (有効または無効の状態) を他のフォルダーに適用できます。この方法を使用すると、スレッド設定だけでなく、現在のフォルダーのすべての表示設定が適用されます:

1. メッセージリストの列見出し (表示する列を選択します) の右端にある列選択アイコンをクリックします。
   
2. メニューの下部近くにある 現在のビューを適用... をクリックします。
3. フォルダー... メニューから対象となるフォルダーを選択して現在のビューを 1 つのフォルダーにのみ適用するか、フォルダー全体 (サブフォルダーも含む)... メニューから対象となるフォルダーを選択して複数のフォルダーに適用します。複数のフォルダーに適用して、メールアカウント全体に適用することもできます。

既定のデフォルト スレッドモードを変更する

新しいフォルダーの既定のデフォルト スレッドモードは、好みに応じて変更できます。これにより、既存のフォルダーが変更されたり影響を受けたりすることはありません。既存のフォルダーに対しては、上記のいずれかの方法を使用してください。

1. メニューバー内の Thunderbird メニューメニューボタン をクリックし、設定 を選択します。
2. 一般 セクションの右下隅にある 設定エディター ボタンをクリックして、高度な設定 タブを開きます。
3. 設定名を検索 ボックスに mailnews.default_view_flags と入力します。
4. 編集ボタン ✎ をクリックします。
5. 設定の値を変更します:
   • 0: 新しいフォルダーは既定デフォルト で スレッド化されません
   • 1: 新しいフォルダーは既定デフォルト で スレッド化されます (既定デフォルト )
6. Enter キーを押すか保存ボタン ✓ をクリックして新しい値を保存します。

スレッドの管理

• スレッド内のすべてのメッセージに対してアクション (削除、アーカイブ、タグ付け など) を実行するには、折りたたまれたスレッドを選択し、それぞれのボタンをクリックします。スレッドを展開してメッセージを選択することで、個々のメッセージに対してアクションを実行できます。
• メーリングリスト上の会話に興味がない場合は、無視することができます。無視すると、メッセージリストからスレッドが非表示になり (削除はされません)、新しい返信に対する通知が無効になります。スレッドまたはサブスレッドを無視する方法については、スレッド単位で無視する の記事をご覧ください。

会話をスレッド化する他の方法

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